ITECセラピスト認定スクール、ラヴィアンローズです。
この度、ITECのリンパドレナージュのディプロマコースを新しく開講する運びとなりました!
リンパドレナージュとは何でしょうか?
詳しくみていきましょう。
なんでむくむの?リンパの役割
あれ?足がぶよぶよしている・・・。靴が履けない・・・。
疲れがとれない。
あちこちが凝る・・・。
そんな経験一度はありますよね。
それ、もしかしたら体の老廃物がうまく排出できず、溜まっているのかもしれません。
疲労、ストレス、寒さなどに影響を受け、流れが滞ったリンパ。
・むくみ
・代謝の低下
・肩こり
・疲れ
などを引き起こします。
体中に張り巡らされているリンパ管。老廃物や不要となったもの(ウイルスとか)を回収して心臓へ送ります。
いわば下水道みたいな役割ですね。
線路のようなリンパ管、間にあるのがリンパ節という駅のようなところがあります。
リンパ節は運ばれてきた不要な病原体などを捕まえて処理をするフィルターとしての役目があります。
ただ処理しきれなかったがん細胞や病原体がリンパを通って全身に回ってしまうことも。
そのためリンパ郭清(かくせい)といって、手術でリンパを取り除くことがあります。
そういう人は術後に浮腫(むくみ)に悩まされることがあり、ひどいときにはまるでゾウのように足が腫れてしまうことがあります。
むくみが劇的に改善するかもしれない!医療機関でも行うリンパドレナージュとは
リンパドレナージュとは、リンパ液の流れを活性化して身体にとって不必要な老廃物を排出する療法です。
リンパ液はゆっくりと拍動しているリンパ管の能動的な流れと血管による断続的な圧力や呼吸運動、筋肉の動きによって起こる受動的な流れにより運ばれています。
「なんとなく体調悪いな〜。検査しても悪いところがないのにな〜」という時は、マッサージ等でリンパの流れをよくすると血行が良くなり、元気になれるかもしれません。
リンパドレナージュは独特な優しい手の動きによってリンパ液の流れを促します。
よく痛いトリートメントと、間違った施術を受けてそんな感想を持たれてしまう方がいます。
リンパドレナージュはそっと皮膚の表面をなでるような、とっても優しい手技なんです。
力をかけず、そっと触ってあげるだけでもリンパの働きを促します。
リンパドレナージュは医療機関で認められており、ガンなどで先述したリンパ郭清を行った患者へこのリンパドレナージュをすすめたり実際にマッサージしてくれるセラピストや看護師を配置している病院もあります。
またこういった病院はこれから増えていくことが予想されます。
とっても優しい手技なので、高齢者にもトリートメントができます。
老人介護施設などでも活躍できますね。
リンパドレナージュの効果
リンパドレナージュはリンパだけに作用するだけではありません。毛細血管、交感神経、副交感神経など体の様々なところに作用します。
浮腫みを軽減させるのはもちろん、アレルギーなどの体質改善にも効果があります。また、にきび跡やたるみなどお肌の悩みも改善してくれます。リラックス効果もあるので、不眠で悩まされている方にも効果的でしょう。
リンパドレナージュが必要となる場面
医療現場で育まれたリンパドレナージュは、病院内の緩和ケアや介護施設など現在は限られているところが多いですが、免疫力のアップや未病へのアプローチなど一般の生活の場での活用も注目されています。
リラクゼーションサロンやエステサロンを行っている方は新たなメニューに加えていただいたり、ご家族や周りの方の健康や美容の為に行っていただいても喜ばれると思います。
現役看護師、サロンのオーナー、介護施設の関係者、家族にしてあげたい、自分のために学びたい・・・リンパドレナージュに興味をお持ちの方はそれぞれに動機・理由があります。
8回の講座(症例別途必要)でITECリンパドレナージュのセラピストの資格が取得できます。
第一回目の開講は2016年10月21日より始まります。
セラピストの大先生として活躍しているミッシェル松山先生から受講ができるチャンスです。
ご興味のある方はぜひお問い合わせくださいませ。
☎︎052-223-0238
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